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刹那と永遠 - Moment and eternity -

刹那と永遠 - Moment and eternity -

・「アイスダンス&みどり表彰式」


男子の公開練習が終って
アイスダンスのOD(オリジナルダンス)が開始
今回の課題は「タンゴ」

最初の滑走はあまり上手ではない選手たち(^^;の演技なので
休憩時間を挟んでこの時間に体育館内で早めの昼食
昨日もお世話になったRさんと合流し
しばしランチタイム
世間話に花が咲く

しかし食堂を見回して見ると
女性ひとりで見に来てる(らしき)人が結構多い

全然知らない同志でも、会場に入ればみんな「フィギュア好き」

昨日のhakaのハリセンが結んだ縁のように
演技や選手などの何かのきっかけで会話ができたり
盛り上がったりできるので、案外ひとりでも楽しめるような気がする

もちろん気のおけない友人とあーだこーだとダベりながら観るのが
一番楽しいんだけどね

Rさんにはほんとにホントに感謝!!

今日のhakaの席はやはり北側
昨日よりも少し後方の中央側
これまたなかなかイイ席

隣が空席だったので
今日はこちらの席でRさんと一緒に観る

Rさん曰く「ここ、ちょうど目の前でツイズルをやってくれるからいいね~!」
そうなのだ
この位置は、選手と目線が近いのだ
表情もよくみえる

アイスダンスのカップルは
ペアに比べて男女の身長差があまりない

昨晩見たペア競技は
ペアは投げ技が多いから
ゴツい男性に華奢な小柄の女性という組みあわせが多かったが

アイスダンスでは
そこまで身長差があると逆に何かと大変そうだし
腕を組んだ時に見栄えが良くないのかな

派手なジャンプはないけれど複雑なリフトや小粋なツイズル
優雅なスケーティングやステップ、音楽との調和
そして色気むんむんの大人の雰囲気が
アイスダンスの醍醐味かしら

(アイスダンスといえば・・・サラエボのトービル・ディーン組の「ボレロ」
アレを越えるプログラムは未だないかもしれない)

上手なカップルは腕の動きなどもピタ!と合っていて快感!

ペアのときも思ったが、この仕草のシンクロの気持ちよさはシングルでは味わえない

課題曲がラテンの「タンゴ」なので
赤と黒の情熱配色を基調とした衣装が多い
衣装だけ観ていても華やかで楽しい^^

曲は「リベルタンゴ」を使っていたカップルが多かった
(「リベルタンゴ」で手拍子がなり始めたのには・・・Rさん&hakaそろってずっこけた)

昨年見た堤真一さん主演の舞台
「タンゴ・冬の終わりに」で流れていたアルゼンチンタンゴも数回聞いた

「収容所の外から聞こえてくるタンゴ!」@常磐水尾

氷上のカップルがhaka脳内で堤真一と常磐貴子に代わり
足を絡めてタンゴを踊る

うへえ~常盤ちゃんと「タンゴ」って似合うなあ・・・

舞台では常盤ちゃん白い衣装を着ていたが
赤黒配色の衣装で髪に一輪の赤いバラでも挿して
足を絡めて蹴り上げてふたりで視線絡めて
くるくる廻って・・・
ああ、このふたりみたいな見目麗しい日本人カップルが観てみたい~

その点、外人さんはやっぱり綺麗
氷の上にいるだけで眼を引きられる

中でも印象的に麗しかったのは
男性が金髪ロンゲを靡かせて(←Rさんの好みだ)
メリハリよく色気たっぷりに踊ってくれた
一位通過のブルガリアのデンコワ組と(スタオベありました)

Rさん曰く「女性がすっごーーーーいカワイイんだけど男性がちょっとにやけてるのよね(^^;」
アメリカのカップル(←名前失念)

女性が線が細くて女優さんみたいな端正な美貌の持ち主で
すっご~く綺麗だった・・・

つんとした鼻に意志的な瞳
金髪に華奢な腰つきに細い足
赤と黒の衣装が彼女の気の強そうな美貌を引き立てていた

絶世の美人とちょっとニヤケ気味のダンディな男性
このカップルの演技は、男性が上、女性が下の位置で
お互いに見つめあうポーズから始まるのだが
そのとき場内の大型スクリーンに映ったふたりの横顔が

「風と共に去りぬ」のあの有名なポスター
スカーレットとバトラーの横顔ショットにそっくりだったのに感動してしまった

「あの女の人カワイイねええ~!ヴィヴィアン・リーみたい!」
「外人さんは優雅だね・・・」
「アイスダンスは見た目が綺麗だと有利だよね」
「日本人でも外人に対抗できるアイスダンスのカップルって出てこないのかな」
「大輔とユキナちゃんを組ませたらいいかも」
「いいねえ!踊れるカップルだね~」
「タンゴ似合いそうだね~」

R&haka、あいかわらず好き勝手なことを
ぶつぶつ言っております





アイスダンスのODが終了したあと
嬉しいサプライズ~!!

なんとこれから
hakaがフィギュアスケートズキになったきっかけでもある
伊藤みどりさんがフィギュア界で殿堂入りされ
その表彰式があるということなのだ

まず最初にみどりさんと共に今回殿堂入りなさった
ライサチェックのコーチの方の表彰

彼の名前が会場にコールされたとたんに
RSに座っていたアメリカ&カナダのツアー応援団が彼に敬意を表して
一斉に立ち上がる
すばらしいマナーの鳥肌が立った(さすがスタオベの本場)

そして我らが「伊藤みどりさん」!!

もちろんRさん&hakaも立ち上がる
ちゅーか会場のほとんどの人が立ち上がる
いかにみどりさんが愛されているのかがよくわかる光景だった

リンクに作られた特設ステージに
ニコニコ笑顔でみどりちゃん登場!!

ちっちぇええ
そして

かわえええええ(←萌え中


手が千切れるんじゃね~かってくらいに
一生懸命手を振って・・・
ニコニコ笑顔で・・・

大根レッグが生み出す奇跡のトリプルアクセルひっさげて
たったひとりで
世界と闘ってきてくれたんだよね、みどりちゃん

世界選手権優勝、オリンピック銀メダルという
実績も十分スゴイけれど
記録以上に記憶に残る
元祖「フライングガール」

ようつべなどで見ることができる
高さと飛距離のあるトルネードのようなジャンプ
天性のバネを感じる着氷の流れの美しさ
ジャンプ後にとても嬉しそうな彼女の表情
その素直さ感情表現といじらしさ
そんな彼女に熱狂する観客の歓喜

ジャンプ見てるだけでその凄さに涙が出てくるスケーターなんて
後にも先にもきっとこの方だけ
ほんとうにありがとう、みどりちゃん

hakaが飛翔系ジャンプフェチなのは
まごうことなくみどりちゃんの影響

できることなら貴女の跳びを
いちどでもいいから
ナマで観たかった

でも、こうしてリンクで逢えて良かった・・・






表彰式も終わり
男子フリーまでの休憩時間
いったん体育館の外に出てひとやすみ

一歩外に出てみれば
あたたかくてうららかな陽気でよいお天気
リンクとはまったくの別世界

外界のあたたかさに反してダウンコートを着ているRさんとhaka
プラスこれから鑑賞する男子フリーにかける熱気で体が熱くなっていたので
千駄ヶ谷駅の前のカフェでジェラートを食べて
頭と体と喉をクールダウン

アイスなめなめ
この後始まる男子シングル頂上決戦に向けて
士気を高める二人なのでした





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